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お知らせ

お知らせ

水難救助ボートを更新しました。

 令和7年7月15日から運用開始した救助ボートの艇体は、空気の代わりに水をほとんど吸収しない硬質ウレタンを注入することにより、穴開きや断裂による空気漏れがなく、沈まない構造となっています。衝撃にも強く、波の抵抗に負けない走行性能があり、岩場・浅瀬等や瓦礫が浮遊、散乱する厳しい環境下でも救助救出活動が可能となりました。また、船外機はコンパクトな水冷式整流器を搭載し、発熱を抑え出力が向上しているのに加え、静寂性に優れています。 

 近年、豪雨災害の危険を及ぼす大雨と土砂災害の発生回数が増加し、南海トラフ地震による大津波が懸念されるなど、自然災害の頻発化・激甚化の傾向が続く状況下において、今回更新したウレタンボートが災害現場で活かされるものと考えます。