救急車は正しく利用しましょう!
本当に救急車が必要ですか?
近年、救急車の出動件数・搬送人員数はともに増えています。
出場中に救急要請が重なったりして、救急隊の現場までの到着時間も遅くなっています。
また、救急車で搬送された人の約半数が入院を必要としない軽症という現状もあります。
救急車や救急医療は限りある資源です。みんなで正しく利用し、救急医療を安心して利用することのできる社会を目指していきましょう。

・蚊に刺されてかゆい。
・海水浴に行って、日焼けした足がヒリヒリする。
・紙で指先を切った。血は止まっているが・・・
・病院でもらった薬がなくなった。
・今日入院予定日だから、病院に行きたい。
・ヘルパーを呼んだが来てくれなかったので、代わりに救急車を呼んだ。
・病院で長く待つのが面倒なので、救急車を呼んだ。
こうしたケースで救急車が呼ばれました ~本当に必要か考えてみましょう~
救える命を確実に救うためには、緊急度に応じた救急医療を提供することが重要です。
救急車で搬送された人の約半数が入院を必要としない軽症です!
この中には、本来、救急車を利用する必要がなかった人もいる可能性があります。
みなさん、この限りある資源(救急車)を大切に利用しましょう。
①救急車が来たら、こんなことを伝えて下さい。
・事故や具合が悪くなった状況
・救急隊が到着するまでの変化
・行った応急手当の内容
・具合の悪い方の情報
(持病、かかりつけの病院や診療所、普段飲んでいる薬、医師の指示等)
②救急車を呼んだら、こんな物を用意しておくと便利です。
・保険証や診察券
・お金 (救急車の利用は、無料です)
・履き物
・普段飲んでいる薬(おくすり手帳)
※ 応急手当をしている人以外にも人手がある場合は、救急車の来そうなところまで案内に出ると到着が早くなります。
※ 持病、かかりつけの病院や診療所などは、日頃からメモにまとめておくと便利です。
救急車や救急医療は限りある資源です。
いざというときの皆さん自身の安心のために、救急医療の受信について考えてみませんか。
緊急性はないけど、病院までの交通手段がないときは?
交通手段がない場合には、民間の患者等搬送事業者(民間救急車)などを利用する方法があります。
患者等搬送事業者は、転院や入退院時など緊急性のない患者などに対し、
医療機関などへの搬送を有料で行う事業者です。
管内での、患者等搬送事業認定業者は以下の業者です。
直接お問い合わせください。
介護タクシーふくしん
和歌山県日高郡印南町印南2288番地の5
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